小倉記念。 投稿者:クロフネ 投稿日:2008/07/29(Tue) 13:29 No.345
この競馬予想のぺ−ジを小説風にしてから2ヶ月近くになりますが、最近になって、その方向が私の意に反した展開になってきております。このあたりで方向修正したいと思うのでありますが、もし、毎回読んで頂いておられる方がおられましたら、参考意見をこのHP『鉄心の俺』の飛脚(Eメ−ル)にご連絡くだされば幸いかと思います。
小倉記念はブリトルマルティスから、3連単マルチ、1頭軸、相手3頭で18点張りの予定です。
尚、予想に関しましては当方は一切責任を負いません。
Re: 小倉記念。 - クロフネ 2008/07/31(Thu) 09:20 No.346 小説風予想をもう少し(決着がつくまで)続けることに致します。
「兄様! 言わないで!」 妙齢の女性が珍しく大きな声で叫んだ。 「今さら何を言ってやがんだ!」 気風の良い男が怒鳴った。 兄妹のただならぬ雰囲気に通りがかりの男はオロオロするばかりである。 「通りがかりさんよお! その女は妹なんかじゃねえ、元はオレの女房だ!」 これを聞いた通りがかりの男はあまりの驚きにその場にへたり込んだ。 「それ以上言うとあなたを殺して私も死にます!」 髪を振り乱して妙齢の女性は叫んだ。 「その女はなあ、その女は……」 ここまで言うと気風の良い男が涙声になった。 涙を拭いながらさらに気風の良い男が続ける。
Re: 小倉記念。 - クロフネ 2008/07/31(Thu) 20:55 No.347 「その女はとんでもねえ”あばずれ”だ!」 そう言うとあの威勢の良い気風の良い男の目からは涙が溢れた。
Re: 小倉記念。 - クロフネ 2008/07/31(Thu) 21:10 No.348 (あばずれ!?) 通りがかりの男は、あまりの展開にどうして良いのかわからずただ二人のやり取りを見守るしかなかった。 「おめえ何人男をとりかえりゃあ気が済むんだ!?」 気風の良い男が泣きながら言った。 「ええ、私は”あばずれ女”です! でも、今度は本気なのです!」 妙齢の女性も乱れた髪を気にする様子もなく一気にまくし立てた。
二人の言い争いは落ち着くまでしばらくの時を要した。 「あのう……」 恐る恐る通りがかりの男が口を開いた。 月は西の空に大きく傾いて、間もなく夜が明けようとしていた。
Re: 小倉記念。 - クロフネ 2008/08/01(Fri) 09:50 No.349 あまりの修羅場に嫌気のさした通りがかりの男が、無理やりに話題を変えるかのように言った。 「小倉記念のブリトルマルティスは狙い目ですよ!」 すでに夜は明けて、暑い夏の日差しが”館”の縁側にまで入り込もうとしている。 気風の良い男も気を取り直したかのように言った。 「ブリ、何とかてえのはそんなにつえのか!?」 「前走人気負けした感がありますからね」 通りがかりの男が相変わらず自信たっぷりに言う。 しかし本心は、奥の間に入ってしまった妙齢の女性のことでいっぱいである。クマゼミの鳴き声はいつになく大きかった。
Re: 小倉記念。 - クロフネ 2008/08/01(Fri) 13:41 No.350 「ブリトルマルティスが出て来ないので私はやる気がなくなりました」 力なく通りがかりの男が顔を曇らせる。 「イヤとは言わせねえぞ……予想はしてもらわなくっちゃ」 気風の良い男が予想をせがむ。 「通りがかり様、気晴らしに加茂川あたりでも……」 すっかり落ち着きの取り戻した妙齢の女性が誘った。 「でも、あなたとは…もう…」 通りがかりの男が尻ごみをする。 すっかり正体を暴かれた妙齢の女性、その言葉に、 「私じゃ駄目なの、私を抱いてみなさいよ!」 ポンポンと畳かけるように通りがかりの男にせまった。 「や、やっぱり、予想を致します、ドリ−ムジャ−ニはいかがでしょう?」 通りがかりの男は、予想も女ももうたくさんと言う顔をしている。 「通りがかり様……」 妙齢の女性がしなだれかかってきた。
Re: 小倉記念。 - クロフネ 2008/08/02(Sat) 13:39 No.351 むせかえるような芳香が通りがかりの男の鼻腔をくすぐる。 と、突然その時、しばしその匂いに酔っていたかのような通りがかりの男の口から 「寄らないでください!」 飛び出した言葉、それは激しい口調であった。 初めて聞いた通りがかりの男の怒りの声である。 突き飛ばすように妙齢の女性を傍らへ押しやると、 「小倉記念の答えが出ました、3番のドリ−ムジャ−ニの1頭軸に、相手が1番、10番、14番の3頭の3連単マルチです」 スラスラと通りがかりの男が言ってのけた。 あまりの変わり身に、気風の良い男も妙齢の女性もただただ驚くばかりである。 夕立がくるのであろうか、晴れていた夏空は次第に怪しくなり雲が広がってきた。
1,3,10,14
Re: 小倉記念。 - クロフネ 2008/08/03(Sun) 10:10 No.352 (ドリ−ムジャ−ニ−は格が違う。このメンバ−で57キロ?裸同然だ) 通りがかりの男が呟いた。 気風の良い男も妙齢の女性も押し黙ったままである。 (怒らせりゃあてえへんだ……) 「通りがかりどの」 気風の良い男の言葉使いが変わった。
|